2017年3月25日土曜日

Haiku: autumn leaves

冬の午後の陽ざしは落ち着いて
枯葉の香りの寂しさに濡れて
心を落ち着かせてくれます
その中で何も思わずに
静かに頭を下げていたくなります


───☆

穏やかな冬の午後の陽だまりに
すべてが長く憩っていたいようで

☆-- Haiku --------------------------------------------------☆

autumn leaves
hard to leave
sunny shiny afternoon


☆-- 俳   句 --------------------------------------------------☆

柔き陽にそぞろ落葉も去りがたし

yawakihi-ni sozoro ochiba-mo sarigatashi


優しい陽ざしには
いつまでも包まれていたい物ですね

2016年11月3日木曜日

Haiku: aka-tonbo


赤とんぼは何故に
身を焼くような色に包まれるのでしょうね
僕の晩夏の思い出の中のトンボの赤さを
時々は寂しく思い出したりもします


───☆

次から次へと
流れに命を散らしていく赤とんぼが
まるで川面に火を灯しているようで


☆-- Haiku --☆

falling in the river
aka-tonbo after aka-tonbo
flare up the stream

(aka-tonbo = red dragonfly)


☆-- 俳  句 --☆

赤とんぼ水面静かに燃やしおり

aka-tonbo minamo shizuka-ni moyashi-ori


燃え尽きてしまう命は
切ないですね

Haiku: lily of the valley

花のある風景に出合うと
どこかほっとした気持ちを覚えます
無心に咲く花の一心に
自分の汚い部分が洗われる思いがします


───☆

スズランを指先で触ってみたら
その可愛らしい花が音を立てるような気がして


☆-- Haiku 

ring, ring, joy
fingertip touch
lily of the valley


☆-- 俳句 


すずらんを鳴らして楽し指の先

Suzuran-wo narashite tanoshi yubinosaki


探してみれば楽しみは
色々な所にある物ですね

2016年5月8日日曜日

Haiku: spring winds

まだまだ寒い日が続きますが
何となく春の予感を感じる時もあります

春の風はいつでも優しく感じられますね
その暖かさがいつでも心の上にあって
人に届けられれば良いのですが

───☆

春のように人々に優しいものになりたくて
それができな自分がいて

☆-- Haiku --☆

gentle spring winds
to the people, smile
eager to be

☆-- 俳 句 --☆

春のよな心もちたくてため息

Haruno-yona kokoro mochitakute tameiki

いつになったらそのため息はなくなるのでしょうね

2015年12月29日火曜日

Haiku: sky

見ていると飽きない空ですが
時々は何も答えてはくれないことへの無関心さに
失望感のような物を感じることもあります

───☆

何も言わない空の深い色合いに
少しぞっとする物さえ感じて

☆-- Haiku --☆

how indifferent
high up in the sky
terrifying blue

☆-- 俳 句 --☆

ぞっとする空の蒼さの無関心

zotto-suru sora-no aosa-no mukanshin


それでも空に
憧れる気持ちは変わりません

Haiku: mother

若くして亡くなった母の夢を
時々見ることもあります
大概は楽しい母の様子なのですが

起きた時には会えない寂しさに
満たされることもあります

───☆

冬の朝に亡き母の夢を見て
冷たい涙を感じて

☆-- Haiku --☆

Winter wind
Chilly with tears
My gone mother, dreamed of

☆-- 俳 句 --☆

亡き母の夢まだ凍むや目覚め時

nakihahano yumemada shimuya mezame-doki


いつになっても
自分は母親の子供だったことを思います

Haiku: agony

人の苦しみはいつなくなるのだろうと
茫然としてしまうこともあります
苦しみの果てにたどり着きたいといつも思うのですが
凡人の自分には難しいようです


───☆

永遠に降り続くような雪の中でも
自分の苦しさを消せなくて

☆-- Haiku --☆

my agony, hellfire
everlasting snow possibly not
extinguish it

☆-- 俳 句 --☆

雪にさえ止まぬは僕の業火なり

yukinisae yamanuha bokuno gouka-nari


自分の強欲には我ながら呆れてしまいます